遊びの中で言葉を引き出す

二歳を過ぎても2語文が出ず、1語文も数える程度の双子たち、なーたんときゃえたんを心配して、「幼児ことばの教室」に相談の電話をしたのが4月の初めごろでした。

その際に、「幼児ことばの教室」のスタッフからは、「まだ、遊びの中で言葉を覚える時期。保育園や、プレ幼稚園などに通い、友達と触れ合ったり、お母さんとの遊びのなかで言葉を引き出してください」とアドバイスされました。

しかし、言葉を引き出すって・・・どうやって!?

母として、子供たちと遊んでいるし、公園に行けば、同年代のお友達とも遊ぶようになりました。

それだけでは少ないというの?


スタッフからのアドバイスは至極当然ではありましたが、正直、私にとって身になる答えではありませんでした。全く、解決策になっていないのです。


言葉の発達を促す方法を求めて

皆、揃えて言うのは、「いずれ、言葉は出る」ということなのですが、私としてはなにか具体策があれば実践したかったのです。そう思うお母さんは私だけではないはず。

その方法を知りたくて、私は何か、本に情報はないかと思い、手に取ったのがこちらの本でした。



まさに、今、私の悩みそのままのタイトルの本で、思わず手に取ってしまいました。


発達相談員歴10年の東口たまきさんが、実際にお母さんやお父さんから相談を受けた内容を、まとめたもので、その相談内容も、実際に育児をしているお母さんからしてみれば、とても身近な内容です。

またこのようなタイトルですが、言葉の発達に限らず、身体能力の発達や、心の発達についてもまとめられていて、非常に興味深い内容でした。

理解言語と表出言語

とくに興味深かったのが、この理解言語と表出言語のことについてです。
理解言語とはこちらの言ったことがわかっている。理解している言葉のこと。
表出言語は実際に話すことができるということです。

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我が家の双子は、言葉は話しませんが私の言うことを理解して実行することが出来ます。
例えば、「オムツ取ってきて」「服を脱いで」「おでかけするよ」など声をかけるとその通りに反応します。
 つまり理解言語は進んでいるけれど、表出言語が進まない状態なのです。 そういう状態の場合
「理解言語」を増やしていくと、それにつれて、「表出言語」が育っていきますよ
と、筆者は言います。 そして、その理解言語の増やし方とは
「理解言語」は、まさに「今、そこで、そのものに」を大切に、その場に応じたことばをできるだけ短い表現で話し掛けていくことで、お子さんの心の中に育まれます。
と言うのです。


1~2歳児の聴覚記憶力では長文を理解することができず、最後の方の言葉だけを記憶するのだそうです。
その為、覚えさせたい言葉を後に持っていくというのは効果的なようです。
例えば、「叩いたらダメだよ」と言うと、「ダメだよ」の方しか心に残らず、なぜダメなのかが理解できないんだそうです。
端的に「叩かない」と言った方が子供には理解しやすいようです。

また、これも当たり前ですが、初めての言葉は何度も繰り返し言う、ゆっくり、聞き取りやすい発音をするということも、子供たちの言葉を引き出すことができるようです。

こちらの言っていることがわかっているのに、話すことができない状態の子供は、
なんと言えばいいのかわからない、どんな場面で言えばいいのかわからないのでなかなか話すことができません。
そういった場合は、親がどんな場面でなんと言えばいいのか伝えるつもりで、子供の代わりに言うようにするとよいのだそうです。

短い言葉で、はっきりと、体を動かしながら

思い返せば、私はちょっと抑揚のない喋り方をしがちでしたので、子供にとっては聞き取りにくかったのかもしれません。本人が特別好きな食べ物に関しては、単語を言いますが、動詞はさっぱりでした。なので、この本を読んで以降、思い当たる節があるなと思い、読み終えた当日から、


・短い言葉、長々と喋らない。

・一言ずつはっきりと、ゆっくり喋る。

・動きとともにその動きの言葉を発する(例えば、「飛ぶ」と言いながら飛んだり)


非常に簡単ですが、以上のことを意識して子供たちに接するようにしました。



押し車に乗せて

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「ひく」「後ろ」と言いながら後退し、

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「前」「押す」と言いながら、猛スピードで押すということを子供が満足するまで続けました。

双子なので、二人分です。かなり疲れました(苦笑)


すると・・・すごくびっくりしたのですが、なーたんが、

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「ママ、押して!」と言うようになったのです。

同じように次の日は、「きゃえたん、押して!」と言うようになり、それ以降、「いないいない、やって」「のり、おいしい」などの二語文が出てくるようになりました。

これらは、本を読んで、実際に以上のことを実行して以降1週間以内のことでした。

たまたまそういう時期だったのか、それとも効果があったのかわかりません。

ですが、実際に言葉が出ました~~!!


きゃえたんに関しても、二語文はまだ出てませんが、表出言語が急に増えました。

大好きだったアンパンマンも、名前を言うことが出来ませんでしたのに、「あんまん」と言うようになりました。

外で散歩をしていて、視覚と聴覚を刺激しながら話し掛けることによって、花や、蟻、自然物の名前を口にするようになりました。

あまりに劇的に変化したので私としてもびっくりしています。


ただ話し掛けるだけではダメ。コツがある

今まで私は子供たちに、まったく話し掛けてないわけではありません。

絵本も、正直毎日ではないですけど読んできました。

しかし、今回のことで、ただ、話し掛けるだけではだめなのだなと実感しました。

子供たちには聞き取りやすい言葉、話し方があるのです。

それらを意識することで、子供の言葉が増えていくのでしょう。


もちろん、この本にも書かれていましたが、子供には個人差があります。

大人の話していることを聞いているだけで、言葉を理解する子もいれば、何度も話し掛けないと覚えられない子もいる。私の娘たちは後者だったのかもしれませんし。話すことに、自信がなかったのかもしれません。

ですが、一度きっかけをつかむと、言葉の引き出しがあっと言う間に開いていきました。

まだ言葉が増えて一週間程度ですが、私と私の子供たちにとってはすごく効果がありました。





ちなみに以上の記事は、あくまで私と我が家の双子たちのケースの場合です。

こちらの本には、様々なケースでの対応策が載っています。

例えば、大人の言っていることを理解していない場合や、年齢別の対応策なども書かれていました。もし、お子さんの言葉の発達について心配な面などある方がいらっしゃったら、一度手にすることをお勧めいたします。


※こちらの記事は以下の文献を参考に書かせて頂いています。





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